港町・Haiphong
「港町」ってすごくおしゃれな響きがすると思いませんか?
と、思うのは日本の有名な港町が「横浜」や「神戸」など、なんとなくおしゃれで異国情緒溢れる雰囲気だからかもしれません。
ベトナム北部の港町は「ハイフォン」と言います。
エキゾチック?おしゃれ??
いえいえ、ディスるつもりは全くないのですが、おしゃれとはちょっと違いますね笑
なんかもう、THE港って感じです笑
本日はそんなハイフォン港に、私が担当しているお客様の、日本からのご出張者様がぜひターミナルを見学したいとのことでご案内させていただきました。
私もベトナムに来るまで港ってすごく大きなコンテナ船がいくつも停泊しているイメージだったのですが、ハイフォンは河川港なので横浜や東京港に泊まっているような大きな船は入れないのです。
現在ハイフォンの各ターミナルの深さは約7メートル。これだけの深さでは大型のコンテナ船は入ってこられません。従ってハイフォンから輸出される貨物の多くは、香港やシンガポールなど大きな港、いわゆるハブ港で大きな船へコンテナの積み替えがされて、アメリカやヨーロッパに輸送されています。
今日はあいにくの雨。ちなみにこちらはホーチミンへ輸送される国内船です。
現在ハイフォンでは新しくラクフェンというターミナルが日本の資本が入って建設がされています。2018年5月に開港が予定されており、ここが開港するといわゆる大きなコンテナ船が入港できるように、ハイフォン港での輸出入が変わるだろうと期待されています。
この写真の船だって十分大きいのですが、これよりさらに大きな船がハイフォンに入ってくるのは非常にワクワクしますね。
ちなみにですが、ハイフォンって「漢字」で書けるのご存知ですか?
漢字で書くと「海防」と書きます。
ハイフォンだけでなくベトナムの地名、特に北部の地名は漢字で書けます。かつては中国の支配におかれた歴史を感じます。南に行くほど漢字で書ける地名が少なくなってきます。
私がよく仕事でいく場所も合わせていくつかご紹介します。
ハノイ⇨河内
ハイフォン⇨海防
ビンフック⇨永福
タイグェン⇨太原
バクニン⇨北寧
バクザン⇨北江
ハナム⇨河南
ニンビン⇨寧平
あ〜何かわかる!!って感じですね。ベトナム語は漢字を無理やりアルファベットに直したような言語なんです。
なので漢字の読み方とほぼ同じ読み方でベトナム語になっている言葉もあります。人名もしかり。またご紹介しますね。
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