ハノイのピンチ
ここ数日天気が本当に悪いです。
雨が降っているような、降っていないような…日本に一時帰国した以来太陽を見ていないと言っても過言ではありません。
この太陽の力っていうのを実はナメておりまして、人間日光を浴びないと鬱病になりやすくなるんですね。
実はホーチミンの日本人駐在員よりも、ハノイの駐在員の方が鬱病になる割合が多いそうです。
ではご覧下さい、ほぼ同じ場所から撮ったこの写真。
オフィスからの夕焼けです。
ほぼ同じところから笑 ゴーストタウン笑笑
うちの家から。マジックアワー…!!
うちの家から笑笑
鬱になる気持ちもわかります。昨年の今頃はこの天気も相まって、本当に心身ともにボロボロになりました。
ちなみに昨日配信された時事速報ベトナム版にはこんな記事が。ちょっと引用させていただきます。
ーーーーーーー一部引用ーーーーーーー
ベトナムの首都ハノイで今月7日から13日にかけて深刻な大気汚染の状況が続いた。専門家らは、市民に不要不急の外出を控えるように呼びかけた。
9日にはニョン通りで空気質指数(AQI)が294という最悪の「危険」レベル(300超)に近い数値を記録した。
(略)
AQIは6段階に分類され、指数が100を超えると高齢者や子供、疾患を持つ人などに影響が生じるとされる。
(略)
ハノイの空気が「非常事態レベル」にあることを認め、その主因を「耐用年数の過ぎた自動車やバイクが数多く使用されているため」と強調した。また、夜間にトラックやダンプが活動していることも大きな原因と指摘した。
ーーーーーー引用終わりーーーーーーー
ちなみにハノイは日中は大型トラックやダンプが走行できません。夜9時から翌朝6時まで走行OKです。
本当に寿命が縮まる…!!子供は歩かないし外で遊べないから、子供がいる親の悩みは日本に帰国した時に圧倒的に同級生と体力に差がついていることだと昨日食事の席でこちらで仲良くさせてもらっている方に聞きました。確かに日本人小学校に行くにはスクールバスが出てるし、何かサッカーとかサークルに入らなければ中学生の青春の醍醐味、部活すらないんです。
私の上司は5年間家族帯同でインドで働き、日本に帰ることなくスライドしてハノイで2年間働いています。お酒を飲んだ時にぽろっと、学生の時にしか経験できない部活動の大切さとか、友達と学校で遊んで一緒に帰ったりとかそういうことを経験させられていないことにちょっと責任を感じるって言ってましたね…
私も小さい時に4年半ドイツに住んでいて、一応帰国子女だから子供の気持ちも少しわかるし、今となったら親の気持ちもわかります。
でもその子達が大人になったら、他の子が経験したくてもできなかった他の経験をすごく有難く思う時がくると思います。だいたいみんな旧正月の大型休みには海外旅行しています。日本にいたら毎年海外旅行になんか家族で行かれないですからね笑
毎月私はハノイに月一でいらっしゃる心理カウンセラーの先生にお話を聞いてもらっています。ちょうど去年の今頃、仕事もプライベートも何もかもうまくいかなくて、ボロボロの状態で診察に訪れ、1時間の診察時間をずっと泣きながら喋ったことが2ヶ月続きました。
今日がちょうど今月の診察日で、確か去年の今頃初めてきたんだよねという話をしました。先生からも去年より確実に強くなってる、たくさん経験をして頑張りが伝わってくるよって言ってもらいました。
過酷な状況も悪いことばっかりじゃないと思います。
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